やらない?できない?エコウィルからGTH-C2460AW3Hに交換

 

明けましておめでとうございます。

 

ついに...毎月書くと心に決めたこのブログも、昨年12月更新が途絶えてしまいました。楽しみにしている、コアなブログファンの皆様、大変申し訳ございません。

えっ?!ファンいるの?と突っ込みがありそうですが、このブログを見て信頼できる工事をしているからと現場で聞くことがたくさんあります!!

 

一つだけ言い訳をさせて下さい。

 

「師走」 (師である僧侶がお経をあげるために、忙しく走り回る月)

そうなんです。

有難いことに12月は過去一番の施工件数でした。激動の1か月を乗り越えました。気が付けばブログの更新も、インスタグラムの投稿も、事務仕事も全て後回し。施工だけに注力しました。むしろ施工だけで必死でした。

 

「どんなに現場が多くても、心のある仕事をしたい。」

 

その想いだけは、忘れないように。

毎日毎日、施工に明け暮れました。

 

おかげ様で昨年は、新規のお客様、リピートのお客様、ご紹介のお客様、リフォーム会社さん、ガス会社さん、たくさんの信頼の輪が広がりました。

年々増えていく施工件数に、向かっている方向は間違ってないんだと実感します。

上手く進んでいる時こそ、決して慢心せずに、仕事をいただける事に感謝して、今年も頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

 

さて、言い訳と新年の挨拶はこれぐらいにして... 2023年、最初のブログです。

キレッキレッ✨の施工事例をご紹介いたします。

 

 

 

まずはこちら

 

 皆さん見たことありますか?「エコウィル」という、ガスエンジンで発電を行い、その際のに発生する排熱を給湯などに利用する、とってもエコな給湯システム。

 

残念な事に現在は生産もなくなり、設置が始まったのが2003年からなので、経年劣化から交換時期になってきています。

 

ただ、このエコウィルからの交換...他社で断られたというお問い合わせが非常に多い!!

 

理由は複雑なシステムにあります。発電機への配線、配管、暖房端末への配線、配管。

 

 

システムを熟知していないと手が出せない代物です。

 

交換の選択肢としては ガス会社が現在、力を入れている発電ができる「エネファーム」 ガスと電気のハイブリッド給湯器「エコワン」 シンプルな「給湯暖房用熱源機」と大きく分けて3パターンです。

今回は、お客様の要望に一番適している「給湯暖房用熱源機」への交換となりました。

 

ケーズフロンティアでは、1件1件異なるお家の状況に真っ直ぐに向き合います。

お客様と一緒に考えて、最適な答えにたどり着くまで打合せをします。 私たちにとっては毎日の事、当たり前に思っている事でも、お客様にとっては15年前後に一度の大切な住宅設備の交換です。

 

「自分がこのお家に住んだら、どういう工事をするだろう?!」

を大切にしています。

 

 

続いてはこちら

エコウィルの配管部です。

 

システムを熟知するという事は各配管、配線の役割を知る事です。床暖房、浴室乾燥暖房機、給水、給湯、追焚、ガス、発電機、配管の役割をしっかりと確認して誤配管のないように。

 

床暖房リモコン、浴室乾燥暖房機情報線、浴室、台所リモコン配線、発電機200V、バックアップ給湯器100V、渡り配線、配線も役割をしっかり確認して誤配線のないように。

 

うーん、複雑ですね!この辺りがやらない?!できない?!同業他社が多い理由です。

 

 

そして撤去します。

実はこのエコウィル...とてつもなく重量あります。

機種にもよりますが70㎏~90㎏ぐらいです。

 

高さも身長より高いので慎重に(ダジャレじゃありません笑)建物やフェンス等に傷をつけないように注意します。

 

また既設機械の下は、長年の塵や埃が積もっているのでキレイに掃除します。

機械を固定していたアンカーボルトもしっかり撤去します。

 

 そして、据置台の水平を何度もチェックして、台の上に熱源機を設置します。

 

発電機がなくなり、スッキリ✨しましたね。

 

 

配管部分

 

この狭いスペースに全ての配管、配線をキレイに納めます。簡単そうに見えてかなりシビアな作業が求められます。

 

わかる人には、わかると思いますが、暖房配管が少し短く届きません。無理に引っ張れば接続できそうでも、決して無理はしません。適正な部材を使い延長します。

 

給水配管も切り回して、配管の美観にこだわります。

カバーが付くので見えない部分になりますが、ここにこだわるかどうか...腕の見せ所です。

 

 

この後、試運転と使用説明をして、工事は終了しました。

今回の工事、現地調査を行ったのは昨年5月でした。熱源機の納期に7か月の時間を要しました。

 

少しづつ給湯器の生産も回復してきましたが、まだまだ暖房付きや、排気が特殊なタイプの給湯器は納期が大幅に遅れています。

交換を考えてる方は、早めにご連絡下さい。

 

 

実は納期を待っていただいてる間に

「エコウィルがついに故障しました」と連絡がきました。

お湯出ない...すぐに工事をしたいが給湯器が納品されない...ピンチです。

 

そんなピンチを

 

ジャーン!!!

 

応急給湯器で対応しました。しかもエコジョース(省エネ型)の貸釜です。

この応急給湯器、暖房は使えませんが給湯は使えます。この状態で納期を待っていただきました。

実際にこの応急給湯器を設置していた期間は3週間程度でした。納期を待って下さいという選択肢も他社様ではあるかもしれません。

でも、3週間も水しか出ない状況をケーズフロンティアは見過ごせません。

 

「困った時にあって良かった。そんな会社で在り続けたい」

 

創業時に掲げた想いを大切に。お困り事には、全力で最短対応がスタンダードです。

しかも今回は、応急給湯器設置は無償対応させていただきました。

 

目先の利益よりも、信頼やつながりを重視。

真っ直ぐ軸をぶらさずに、今年もたくさんのお客様との出会いを楽しみにしています。

 

次回のブログもお楽しみに!!

 

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